【加藤製作所の企業情報】
企業名 |
加藤製作所 |
証券コード |
6390 |
本社住所 |
東京都品川区東大井1-9-37 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
2,935(百万円) |
株主持分 |
32,170(百万円) |
総資産 |
83,938(百万円) |
有利子負債 |
28,817(百万円) |
利益剰余金 |
22,369(百万円) |
従業員数 |
731人 |
時価総額 |
150億円 |
会社設立 |
1935年1月 |
株式上場(IPO) |
1962年8月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
東陽 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
第一生命保険 日本トラスティ信託口 日本生命保険 りそな銀行 (株)藤和 日本マスター信託口 みずほ銀行 加藤正雄 自社従業員持株会 加藤ヨシ子 |
連結子会社 |
加藤工程机械 |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
458万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
日本の超優良株を安値で買い集めている外国人投資家、ゴールドマン・サックスがコマツなど売られ過ぎている銘柄を買い続けているようですが、中国政府系ファンドの「SSBT・OD05・オムニバスアカウントトリーティ」など、アジア新興国の政府系ファンドやヘッジファンドも割安の日本株を買っています。特にインフラ整備が活発に行われているアジア新興国では、建設機械の需要増加が続いており、今後も需要の増加が見込まれています。建設機械を製造しているコマツが買われるのは納得できますし、他の建設機械を製造している企業にも新規の投資資金が入っています。なかでも、建設機械関連で大口の投資家によって買われているのが「加藤製作所」、4月26日に年初来高値となる437円を付けましたが、日本市場の低迷により10月10日に年初来安値となる179円まで売り込まれています。しかし、年初来安値を更新してからは大口による買いオーダーが連発され、リバウンド局面となっています。
加藤製作所は、ラフテレーンクレーンや油圧ショベルなど大型建設機械の製造がメイン、建機需要が増加している中国向けに建機を輸出していることから中国関連銘柄としての認知度も高い企業です。尖閣諸島問題による中国との関係悪化、中国の経済成長が鈍化していることも年初来安値を更新する要因になっていましたが、中国だけでなくタイやベトナム、インドネシア、中東などのアジア新興国にも建機の輸出を計画していますし、連結PERは4倍台、連結PBRは0.3倍台、配当利回りは4.2%という超割安状態になってます。悪材料は出尽くしていると考えれば、これから好材料が出てくれば300円、400円台までの回復は早いか?国内は東日本大震災による復興需要が好調、中国やアジア新興国でも更なる販路拡大に期待。時価総額は150億円程度、浮動株は35%ですから、個人投資家も参戦するマネーゲームとなる可能性も考えられますし、投機的な投資スタンスの海外のヘッジファンドが買い本尊となれば大相場という可能性もあります。(2012/10) |
関連銘柄 |
東日本大震災の復興復旧関連銘柄 |
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