上場予定日 |
2014/09/17 (水) |
仮条件決定日 |
2014/08/28 (木) |
ブックビルディング期間 |
2014/08/29 (金) 〜 2014/09/04 (木) |
公募価格決定 |
2014/09/05 (金) |
購入申込期間 |
2014/09/08 (月) 〜 2014/09/11 (木) |
公開株数合計 |
343,000株 |
公募株数 |
200,000株 |
売出株数 |
143,000株 |
オーバーアロットメント |
51,400株 |
発行済株数 |
3,055,700株 |
売買単位 |
100株 |
想定価格 |
1,200円 |
仮条件価格 |
1,200-1,300円 |
主幹事証券 |
野村證券 |
291,600株 |
85.01% |
262枚 |
幹事証券 |
SMBC日興証券 |
10,300株 |
3.00% |
10枚 |
岩井コスモ証券 |
10,300株 |
3.00% |
10枚 |
いちよし証券 |
10,300株 |
3.00% |
15枚 |
極東証券 |
10,300株 |
3.00% |
- |
SBI証券 |
5,100株 |
1.49% |
23枚 |
マネックス証券 |
5,100株 |
1.49% |
51枚 |
岩田 進 |
52.00% |
90日間のロックアップ |
福田 博一 |
19.99% |
90日間のロックアップ |
又座 加奈子 |
8.00% |
90日間のロックアップ |
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 |
2.03% |
90日間のロックアップ |
サイバーエージェント |
2.03% |
|
みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合 |
2.03% |
|
社員持株会 |
1.84% |
90日間のロックアップ |
セプテーニ |
1.72% |
90日間のロックアップ |
博報堂DYメディアパートナーズ |
1.01% |
90日間のロックアップ |
和出 憲一郎 |
1.00% |
90日間のロックアップ |
1 初値爆騰を予想。株価が何倍に膨れ上がるのか楽しみなIPO
9月17日に東証マザーズに新規上場する「ロックオン」、個人投資家に人気のIT関連企業で市場吸収金額が4.73億円という小型IPOです。ネット関連企業で市場吸収金額が5億円以下なら、買いが殺到して公募価格を数倍上回る初値を付けてもおかしくない。2014年にマザーズにIPOした企業で、市場吸収金額が5億円以下はフィックスターズとレアジョブですが、どちらも公募価格の2倍以上の初値を付けている。IPOのタイミングも9月の2番目、ジャパンインベストメントアドバイザーから6日後ということで、個人投資家の投資資金が集中しやすい。
2 主幹事証券はガリバーと呼ばれる野村證券。絶対に負けられないでしょう
主幹事証券はガリバー野村證券、マザーズの小型案件だけに公募割れは許されない。2014年9月度の連結予想EPSは42.54円、想定価格1200円から算出されるPERは約28倍。マザーズに上場するネット関連としてはPERは普通と言えるレベル。時価総額36億円から考えれば、これ以上小さいサイズであれば上場させるメリットが感じられない。初値が公募価格の4倍以上になったイグニスも主幹事は野村、顧客の中心は富裕層だけに買わせた顧客も簡単には売ってこない。よほど何かない限りは、初値が公募価格を下回るとは思えない。仮に、公募割れの可能性があれば、いろいろとやってくれると信じている。
3 大株主にはロックアップ、未行使のストックオプションも少なく売り圧力は少ない
大株主の中でロックアップの対象になっていないのはサイバーエージェント、みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合の2社です。あとの大株主には、90日間のロックアップ(ベンチャーキャピタルは公募価格から1.5倍で解除)が設定されている。ロックアップの対象になっていないサイバーエージェント、みずほキャピタルの保有株を合計しても4%程度なので、大きな売り圧力は存在しない。新株を発行する公募の方が、大株主の利益確定の売出より多いことも好材料。未行使のストックオプションは合計で約10万株。2007年の26400株(行使価格87円)は上場後から行使できますが、残りの76878株は2015年10月まで行使できない。上場がゴールというタイプではないので、IPO初日に売りが殺到することは無い。
4 野村證券が主幹事だったイグニスの342.10%を超えるのはロックオンか?
ネット広告システムで国内シェア1位、成長性の高いEコマース関連のソフト開発など、ロックオンの事業は投資家に高く評価されそう。IPO前から初値高騰の期待が高く、上場後も値動きの軽さから人気になりそう。ロックオンの初値は最低でも3600円と予想していますが、売り圧力が無いだけに、5000円以上の初値が付いても不思議ではない。仮条件の上限金額が上方修正されていることからも人気の高さが分かる。2014年のIPO騰落率トップは野村證券が主幹事だったイグニスの342.10%、この数字を超えてくることを期待したい。
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