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ルネッサンス・テクノロジーズが再び「般若の会」関連銘柄に登場! |
般若の会との関係性も噂される「ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシー」が「住石ホールディングス」の大株主になっていたことが大量保有報告書から分かっています。住石ホールディングスは加藤ロ氏が新しい風の会時代に本尊介入していた銘柄ですから、ルネッサンス・テクノロジーズの登場によって証券関係者だけでなく、個人投資家も参戦してきています。
宮地エンジニアリンググループやルック、日本カーバイド工業、鬼怒川ゴム工業など、般若の会が手掛けた銘柄に登場してくるルネッサンス・テクノロジーズは般若の会と関係があるのか?海外のヘッジファンドが日本の大物仕手筋の提灯筋になっているのでしょうか。まあ、このファンドの特徴を掴めば、般若の会のように大きな利益を出せそうですが・・・。
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「往復ビンタ」を繰り返して利益確定に成功 |
ルネッサンス・テクノロジーズが住石ホールディングスを買い始めたのは7月9日からスタートしており、7月9日から8月20日までに仕込みと利益確定を繰り返しています。出来高は増加していますが、株価が急騰しないように利益確定も入れながら、投資家には安値で買い集めていることが分からないようにしています。仕込み完了後は株価急騰を利用して利益確定に成功、大きな利益を上げています。
その後も、9月4日と9月6日に100万株以上の株式を取得、合計で350万株も買い集めています。翌週の9月9日から株価は下落を始め、高値に飛付いた投資家は損切り、追証による強制決済によって大損していますが、ルネッサンス・テクノロジーズは持ち株を市場内で処分しているので、利益確定の売りが株価急落の要因になっていました。株価が下がれば買い、株価が上昇すれば利益確定の売り・空売りを仕掛けて儲ける「往復ビンタ」が住石ホールディングスでも行われているようです。
ワンボ社から配当金の特益約30億円をめぐる裁判が株価を左右しています
ルネッサンス・テクノロジーズが最初に提出した大量保有報告書(9月8日)によると、4770400株を約8億3000万円で取得しています。平均取得単価は約174円と以外に取得単価が高く、保有比率も8.10%とかなり高めです。最新の変更報告書によると保有比率は4.91%まで下がっていますが、9月25日に付けた年初来高値208円のタイミングで上手く売り抜けていますし、その後も市場内で株式を取得しており、住石ホールディングスで勝負していることが分かります。
住石HDの総資産は約144億円、自己資本54億円、利益剰余金16億円ですから割高はありませんし、オーストラリア炭鉱のワンボ社から配当金の特益約30億円が入る可能性があります。ワンボ社からの過去分配当金は3月に勝訴していますが、8月に控訴されているので、裁判の結果が住石HDの株価を大きく左右するでしょう。30億円が入れば復配も予想されていますし、ルネッサンス・テクノロジーズの狙いはワンボ社からの配当金なのでしょうか。
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