【知らなきゃ損するIPO戦略】ネクステージのセカンダリーで大儲けするタイミングとは?初値形成後のロックアップ解除後が大きなポイントです!
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初値形成後に仕手株化の可能性もあるでしょう |
中古車販売のネクステージが7月30日に東証マザーズにIPOします。ソーシャルゲームやバイオベンチャーのように公募価格を何倍も上回る初値を付けることは期待できませんから、事前のネクステージへの期待はあまり高くはありませんでしたが、日経平均株価が調整していることもあり相場環境の良さが同社の初値形成に好影響を与えそうです。
2013年度のIPOは、23戦23勝と勝率100%の無双状態です!
IPOする企業が割安か割高というテクニカル指標やロックアップ条件、未行使のストックオプション残高、業績、成長性など関係なく、短期の値幅取りに徹している短期資金や個人投資家がIPOに群がってきますし、7月10日のフォトクリエイト、夢展望から20間もIPOの間隔が開いています。
IPOの公募に当選していなくても、セカンダリーの相場で大儲けした投資家が多く、直近の下落相場でガンホーオンライン等のソーシャルゲームやバイオベンチャー株を利益確定して、ポジションを抱えている投資家が減少しているので、IPO後の値動きの軽さから投資資金が集中しやすいでしょう。
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全員参加型のセカンダリー相場になれば株価が数倍になることも |
ネクステージの主幹事証券は証券業界のガリバー、野村證券ですから、絶対に公募価格を下回る初値を付けることは許されません。公募価格の設定も成長性が高いとは言えない中古車販売企業とはいえ、PERは約7.79倍(想定価格1,500円)という割安設定になっています。
公募割れはさせないという野村證券の投資家へのメッセージが公募価格の設定に込められているように思います。
初値は公募価格を上回る確率が高いのですが、初値を気にするのは公募に当選したラッキーな投資家のみですから、大多数の投資家はセカンダリー相場で、どのように儲けるのかが重要です。
市場吸収金額は約12.4億円(想定価格ベースOA分含む)、時価総額は約50億円ですから、短期資金が集中しやすい相場環境も手伝い全員参加型の相場になれば、セカンダリーで株価が10倍近く上昇したバイオ株のような値動きも期待できます、
夏場のIPO株はセカンダリーが激しい展開になりやすい!
ベンチャーキャピタルの出資が多く、周りからのプレシャーによって無理してIPOする銘柄ではないので、ベンチャーキャピタルからの売りを警戒する必要はありません。大株主はロックアップの対象になっていますし、ベンチャーキャピタルからの売りも僅かでしょうし、未行使のストックオプションもロックアップ制限となっているものが多くあります。
IPO後の売り圧力が相場を崩すことは考えづらく、売りを吸収してからは空売りができないIPO銘柄らしい、買い一方通行の激しいマネーゲームが期待できます。機関投資家などが買ってくるまで、投機筋や短期資金、個人投資家が中心の相場ですから、初動でエントリーして放置しておけば夏場の仕手相場に乗って、セカンダリーで株価が数倍という展開にならないでしょうか。
ファンドマネジャーやディーラーが夏休みに入れば、ネクステージの勢いは更に増してくる可能性があり、相場がこう着状態になりやすく、低位の仕手株が人気化する時期の主役候補に名乗り出ることも考えられます。
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