企業名 |
インスペック |
証券コード |
6656 |
本社住所 |
秋田県仙北市角館町雲然荒屋敷79-1 |
上場市場 |
東証マザーズ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
1,274(百万円) |
株主持分 |
161(百万円) |
総資産 |
1,032(百万円) |
有利子負債 |
702(百万円) |
利益剰余金 |
-1,718(百万円) |
従業員数 |
-人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
1991年6月 |
株式上場(IPO) |
2006年6月 |
決算期 |
4月 |
業種セクター |
電気機器 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
松本富吉 菅原雅史 小林晃 高橋秋男 戸嶋智 ラプラス
塩野俊司 池野照雄 岩井コスモ 矢尾利 冨岡喜榮子 村上篤 |
取締役 |
菅原雅史 村上知広 冨岡喜榮子 松田浩輝 三浦暢夫 菅原佳典 佐野元彦 |
連結子会社 |
- |
備考 |
半導体外観検査装置 |
平均給与・年収ランキング |
766万円 (有価証券報告書) |
コメント |
東証マザーズの時価総額ランキングで175社中で173位という超小型銘柄の「インスペック」がストップ高したことで注目されています。台湾の大手基板メーカーから基板AVI(精密基板の最終外観検査装置)複数台(合計約1億5000万円)の受注を獲得したと発表したことが株価材料となり、910株(2575万円)の買い注文を残して買い気配で取引を終えています。超小型株ですから、値動きが軽く簡単にストップ高してしまうことから、明日からの取引には短期の値幅取りの資金が参入してくるでしょう。業績が振るわず赤字決算が続いているインスペック、2011年4月期は黒字転換しましたが、2012年4月期は再び赤字に転落してしまい時価総額は上場廃止基準の3億円を下回る状況になっていました。「継続企業の前提に疑義注記」ですから機関投資家などは手を出しづらいのですが、安値で買える株ですから一発逆転を狙う個人投資家がリスクの取れる範囲で買っている程度で、なんとか2万円台で踏み留まっていました。時価総額は3億円を回復しており、上場廃止の危険性は遠のいています。年末の仕手相場で時価総額が3億円近辺の銘柄が突如仕手株化して大相場になるケースは過去に何度もありましたから、インスペックの株価急騰劇を期待する投資家は多いでしょう。時価総額が3億円、浮動株比率が38%ですから浮動株の時価総額は1億2千万円程度、浮動株は約4割と多めですが、短期資金や特定資金が介入するなら浮動株が多く必要になりますから、仕手株化する銘柄の条件を満たしています。安値で仕込めた投資家は簡単には売ってこないでしょうから、株不足となるケースも考えられます。空売りが出来ない銘柄ですから、値動きは極端になりやすく、連続ストップ高から連続ストップ安という「ジェットコースター相場」が予想され、安値で仕込んでいる投資家が株を手放さなければ株不足からプラチナチケット化するでしょう。年末相場は損失を取り戻したい投資家が低位の仕手株で大勝負を賭けてくる時期ですから、東証マザーズやJASDAQの新興市場銘柄が投機の対象となってしまいます。年末の仕手相場から株価が100倍近くまで爆騰した「UBIC」の再現はないでしょうか。(編集部) |
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