| 企業名 |
日立製作所 |
| 証券コード |
6501 |
| 本社住所 |
東京都千代田区丸の内1-6-6 |
| 郵便番号・電話番号 |
〒100-8280 TEL03-3258-1111 |
| 上場市場 |
東証１部 |
| 売買単位 |
100株 |
| 資本金 |
427,780(百万円) |
| 株主持分 |
1,718,289(百万円) |
| 総資産 |
9,220,348(百万円) |
| 有利子負債 |
2,469,520(百万円) |
| 利益剰余金 |
1,225,945(百万円) |
| 従業員数 |
329970人 |
| 時価総額 |
-億円 |
| 会社設立 |
1920年2月 |
| 株式上場(IPO) |
1949年85月 |
| 決算期 |
3月 |
| 業種セクター |
電気機器 |
| 監査法人 |
新日本 |
| 配当(配当利回り) |
- |
| 株主優待 |
- |
| 大株主(筆頭株主) |
日本マスター信託口 日本トラスティ信託口 ステート･ストリート･バンク&トラスト505224 自社グループ社員持株会 ナッツ･クムコ
SSBTオムニバス 日本生命保険 日本TS信託口9 第一生命保険 ステートSBT505225 |
| 取締役 |
川村隆 三好崇司 太田芳枝 持田農夫男 大橋光夫 森和廣 勝俣宣夫 小豆畑茂 本林徹 岩田眞二郎 小野功 江幡誠 S.ゴマソール 葛岡利明 崎山忠道 中村豊明 住川雅晴 池村敏郎 中西宏明 伊佐均 八丁地隆 石塚達郎 三好崇司 大野治 中西宏明 大野信行 田中幸二 苅田祥史 中島純三 北野昌宏 |
| 連結子会社 |
日立金属 日立化成工業 日立電線 |
| 備考 |
薄型テレビ スマートフォン ＨＤＤ |
| 平均給与・年収ランキング |
８００万円 (有価証券報告書) |
| コメント |
戦後最高値を更新する円高に日本の製造メーカーは悩まされてきましたが、衆院議員選挙での勝利が有力視されている自民党が大胆な金融緩和政策を実施すると公言、過剰流動性相場により円安進行が加速すれば、為替損益に苦しんでいる製造メーカーには好材料でしょう。衆議院の解散から株価が上昇している「日立製作所」も海外での事業比率が高く、ドルやユーロでのトレーディングが中心ですから、円安/ドル・ユーロ高により為替損益が縮小し、営業利益が改善することになります。2013年3月期の日立製作所の連結業績予想は、売上高が9兆1,000億円（前期比5.9％減）、営業利益が4,800億円（同16.4％増）、純利益が2,000億円（同42.4％減）、為替レートは、1ドル=75円、1ユーロ=100円で計算されていますから、円安による為替損益の縮小により営業利益が改善されますから、通期の業績予想が上方修正されるでしょうし、１株利益も４３.１円の予想(2012年3月期
７６.８円)から上方修正されることになるでしょう。2013年3月期の配当予想は「８円〜１０円」ですが増配される可能性があります。
日立製作所は、外国人投資家の保有比率が３７％と非常に高く、為替レートの設定が1ドル=75円、1ユーロ=100円で計算されていることから買い戻し、新規の買いが大量に入りそうです。多くの製造メーカーが1ドル=80円で業績予想していますから、アメリカやヨーロッパ、アジア新興国で事業展開する同社の75円で計算された業績予想の振れ幅き大きいでしょう。2013年3月期と2014年3月期の連結業績予想は、ほぼ同じような数字ですから、円高を想定した控えめな数字であることが分かります。2012年2月2日に年初来安値となる３９８円を付け、10月に４０１円まで再度下落しましたが、衆議院の解散と海外ヘッジファンドの決算通過が重なり、海外の機関投資家による買いが急増したことでリバウンド基調に入っています。時価総額は２兆２０００億円、浮動株比率が23.0%もありますから、浮動株の時価総額が５０００億円と大きいが、４６０円台の株価で１株利益４３円予想なら割高感はありません。業績の上方修正・増配があれば、PERは５、６倍程度になる可能性もあり、注目したい銘柄です。(編集部) |
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