日本アジアグループは太陽光発電関連銘柄!赤字幅縮小で黒字化,業績予想の上方修正,復配?
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企業名 |
日本アジアグループ |
信用倍率 |
- |
浮動株比率 |
1.2% |
信用買残 |
51754 |
信用売残 |
- |
※RSIとvolatilityに関しては、直近の3ヶ月日足で算出しています。
「日本アジアグループ」の株価が直近の安値を更新してから、個人投資家や短期資金の買いを集めているようです。4000円を割り込んでからは、「日本アジアグループ」の安値を拾う買いが連発している模様、東日本大震災から太陽光発電事業を展開している企業として注目を集めていた「日本アジアグループ」、短い上昇相場で高値で買わされた投資家には厳しい状況でしたから、大震災後の高値付近までは、上値を抑える売りは少ないと考えます。大震災の影響により、福島や浜岡原子力発電所が停止、夏場も節電が行われ、企業や個人にも節電意識の高まり、自然エネルギーの発電システムの需要が急増しています。
福島原発の事故発生によって、中国などの新興市場でも原発計画が延期・停止、原発事故の影響が大きいことから、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電などの自然エネルギーを利用した発電システムの建設計画が立てられています。日本政府も、自然エネルギーの買取法案を成立させていることから、「国策に売りなし」という格言通りに、自然エネルギー関連株を買い集めている投資家もいるようで、エネルギー資源の乏しい日本ですが、自然からエネルギーを生産するシステムの輸出によって、日本企業が大きく成長するチャンスと考えられています。
「日本アジアグループ」は、決算内容から赤字幅縮小、黒字化すると見られており、今後の事業拡大に向けたファイナンス等の資金調達があるのではと予想されています。日本アジアグループの株価は6月に急騰、4000円台から10000円超え、2週間程度で株価は2倍になりました。10000円を達成してからは、利益確定の売りに押され、7000円台で株価調整をしていましたが、円相場が戦後の最高値を更新したこともあり、海外での事業展開を加速させている日本アジアグループも売られていました。東日本大震災後は、4000円台を割り込まなかったことから、日経平均株価の急落による連鎖売りがありましたが、3000円台は割安とばかりに、買いを集めています。
積極的な成長戦略、自然からエネルギー事業を国内外で展開していることから、中長期的な成長が期待される企業であり、株価は安値で放置されていると考えている投資家も多く、掲示板などの書き込みの多さからも、日本アジアグループの人気の高さが分かります。日本アジアグループの業績予測は、通期では連結営業利益18億2700万円、第1四半期決算でも下方修正されておらず、業績の上方修正への期待もあるでしょう。連結企業の数多く、太陽光発電事業だけでなく、経済成長を続けているアジア地域での証券事業も展開していますし、不動産関連事業も行っています。日本アジアグループの浮動株は1.2%、外国人投資家の保有比率は70%を超えていることも、個人投資家には買い材料になってはいないでしょうか。
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