ファーストリテイリング(9983)信用倍率0.3倍,逆日歩発生・株価上昇で信用売り方は踏み上げ,買戻しへ
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株価 13,590 +100 (+0.74%), |
東日本大震災発生による原発事故によって節電が求められていたことから、環境省は「スーパークールビズ」と呼ばれるポロシャツやジーンズ、無地のTシャツなどの軽装を許可、ビジネスマンにもスーパークールビズを提唱しました。会社や商業施設、公共機関でもエアコンの使用が控えられたことにより、スーパークールビズを取り入れた人が多く、スーパークールビズ関連のスーツやワイシャツが売上げを伸ばしていました。夏場のスーパークールビズ需要の恩恵があったアパレル業界ですが、これからの冬場も「ウォームビズ」と呼ばれる保温性の高い衣類の需要拡大が見込まれています。夏場の節電と同様に企業のエアコンの利用が控えられることや、駅や電車、バスなどの公共交通機関やデパート、百貨店、映画館やテーマーパークなどでも暖房の利用が控えられると予想されます。アパレルメーカーもウォームビズを商機と考えており、積極的にウォームビズ関連商品を発売して行きます。
ウォームビズの本命として注目されるのが「ユニクロ」を運営している「ファーストリテイリング」です。テレビCMを積極的に行い、若者向けから幅広い年齢層向けの商品を開発していますし、低価格路線で景気後退の状況でウォームビズの恩恵が期待されます。ファーストリテイリングは中国での生産が中心でしたが、バングラデシュなどにも生産拠点を移して徹底したコスト削減に取り組んで収益性の向上が見込まれ、ユニクロは海外への店舗拡大を進めています。ファーストリテイリングの信用倍率は0.39倍、信用売残が優勢ですが、震災から株価は上昇基調ですから信用売り方は含み損が増加する苦しい展開、2012年8月期の連結業績予想も増収増益、中国やアメリカでの事業拡大が期待されています。逆日歩も発生していますから、日経平均株価の回復、円相場が円安になれば信用売り方は踏み上げられ、買戻しをするしかないでしょう。
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