みずほフィナンシャルグループ(8411)空売り減少,売り枯れ?仕手株化で株価急騰?
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みずほフィナンシャルグループ(8411)など銀行株への売りが継続されていますが、金融株が売られ過ぎという声が多くなっており、テクニカル的にも金融株の割安感が際立ってきています。東証業種別株価指数の銀行業を見ても安値圏で推移、ヨーロッパの機関投資家による金融株に対するバスケット売りも連日観測されていますが、一部で三菱UFJフィナンシャル・グループが2012年3月期の連結純利益予想を6000億円から約9000億円に上方修正との報道があるなど、リーマンショックや大型増資、東日本大震災を乗り切って銀行セクターも回復への努力が業績に現れてきています。海外の機関投資家は銀行株や不動産株を中心に買うというディーラーが多く、投資対象の国の景気が悪くなると予想すれば銀行株と不動産株から売るというケースが多くみられます。
タイの洪水などもあり、銀行株には悪材料が続いていましたが、年末相場に向けて銀行株のリバウンドはないでしょうか。みずほフィナンシャルグループは110円が底値として意識される展開となっており、110円を下回る水準では買い支えられています。メガバンクの100円割れはないだろうという投資家の声も聞かれ、みずほフィナンシャルグループの仕込みのチャンスという投資家も多くいるようです。信用倍率は17倍で信用買いが積み上がっていることから、将来のシコリ玉ではと警戒もありますが、大口投資家が手掛ける銘柄ですから大丈夫かな?この株価水準で空売りは危険ですから、売り枯れならリバウンドのスタートが待たれます。
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