【ボラティリティが急落しそうな岩谷産業を空売り】
空売りが急増していた「岩谷産業」を1000株、空売りしました。平均取得単価は681円、もう少し枚数を増やしてもいいと思いましたが、踏み上げられることを想定して2000株の空売りにしています。700円台、800円台と踏み上げられた場合は空売りをナンピンして、平均取得単価を下げていきます。大発会から株価の上昇が続いていますが、大きな株価材料は出ておらず、仕手筋が空売りを仕掛ければ簡単に急落するので、空売りを仕掛けた短期資金の動きに乗ってみます。テクニカル的にも過熱感が強い状況で、ボラティリティがブレイクアウトしていましたが、そろそろボラティリティも急落しそうなチャートですから、絶好の売りタイミングではないでしょうか。
【岩谷産業の信用売残、信用倍率】
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信用売残 |
信用倍率 |
2014年1月17日 |
1,539,000 |
3.20 |
2014年1月10日 |
660,000 |
7.45 |
2014年1月03日 |
630,000 |
7.14 |
【需給面から考えれば空売りが有利な銘柄】
株価上昇によって岩谷産業の時価総額は1680億円まで拡大していますが、それほど大きなサイズではないので、仕手筋が空売りを仕掛ければ株価を下落させることは難しくないでしょう。浮動株が23.3%と多くはありませんが、特定株が33%しかないので、信用取引の利用が過剰になっても信用規制が簡単に実施されることはないでしょう。空売りに対する規制がかかりにくく、逆日歩も発生しにくいタイプなので、需給面から考えれば空売りが有利な銘柄ではないでしょうか。2008年のリーマン・ショック以降、狭いレンジ相場が続いていた銘柄なので、シコリ玉が少ないことから急騰していましたが、割高感が強くなっています。
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