上場来最高値を更新するオリエンタルランド、空売りは評価損の拡大に加え逆日歩も発生するダブルパンチ!
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信用倍率0.33倍と空売りが大量に積み上がっているのが、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営している「オリエンタルランド」です。浮動株は21.7%と極端には少なくないが、1デーパスポートが配布される株主優待を実施しているので、個人投資家が数多く株主になっている。株主優待に加え、年2回の配当も実施しているので、個人投資家も簡単にはオリエンタルランド株を手放さない。新アトラクションの導入やホテル開業により、更に魅力を増し、海外からの来場者も増加している。PER3.39倍、PER28倍とテクニカル的には割高な同社を空売りするのは投資家としては当然の戦略だが、ディズニーファンの素人投資家の買いが継続しているので、空売りの苦難は続きそう。
逆日歩まで発生しているので、評価損の拡大のダブルパンチ。追証の発生によるロスカットも発生しており、苦しくなっている売り方を投機マネーが踏み上げる動きになっている。2003年から上昇基調だが2011年からは上昇の勢いが増しており、2011年から空売りを仕掛けた投資家を踏み上げ続けている状態。上場来最高値を更新し、空売りをした投資家は全員含み損を抱えている恐ろしい状況なので、これから仕手戦のようなマネーゲームに発展するのではないか。
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