企業名 |
サニックス |
証券コード |
4651 |
本社住所 |
福岡県福岡市博多区博多駅東2-1-23 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
14,041(百万円) |
自己資本 |
7,544(百万円) |
総資産 |
22,172(百万円) |
有利子負債 |
5,522(百万円) |
利益剰余金 |
-4,928(百万円) |
従業員数 |
1,620人 |
時価総額 |
150億円 |
会社設立 |
1978年9月 |
株式上場(IPO) |
1996年9月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
サービス業 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
バイオン 宗政伸一 CBHKコリア・セキュリティーズ・デポジトリーE 宗政寛 日本トラスティ信託 モルガン・スタンレー 自社共済会
自社社員持株会 西日本シティ銀行 |
連結子会社 |
サンエイム サニックスエナジー |
備考 |
白アリ防除 床下換気 太陽光発電機器 廃プラ加工処理 |
平均給与・年収ランキング |
434万円 (有価証券報告書) |
コメント |
2013年5月22日から委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用規制が実施されています。アベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場に出遅れていた銘柄で利益確定の投資資金が出遅れていた「サニックス」に流れる展開でしたが、1548円の年初来最高値を付けた5月21日の翌日から保証金の引き上げですから売りが出ていました。日経平均株価が急落しましたが、テクニカル的にはPER10倍程度の割安株ですから安値は積極的に拾う動きが見られています。予想よりも底堅い値動きですから、空売りも買い戻しせざる負えない状況になっています。(編集部)
シロアリの防除や床下、天井裏換気などのHS(ホーム・サニテーション)事業を展開する「サニックス」の株価が急騰、同社は集合住宅向けに太陽光発電システム、太陽光発電機器販売も展開していますが、2012年7月から再生可能エネルギー発電の固定価格買い取り制度がスタートしたことによって、太陽光発電システムの需要が増加しています。同じ太陽光発電関連企業で、ソーラーパネル施工を行っているウエストホールディングスの決算発表があり、前年同期と比較して増益幅が大きく、通期の上方修正が期待できる数字だったことから、サニックスにも先回りの投資資金が入っています。サニックスの業績発表ではなく同業者の好決算からの思惑買いですから、短期資金の逃げ足の速い投資資金のようですが、為替相場の影響が少ない内需関連株で日経平均株価の値動きとの連動性が低い値動きでしたから、放置されていたサニックスが動き出しても不思議ではありません。追加金融緩和への期待から不動産関連株が買われていますが、サニックスも不動産市場の拡大に伴って業績が拡大するタイプですから、不動産デベロッパーなどを利益確定した投資資金による循環物色もあるでしょう。時価総額は約150億円、浮動株は16%ですから値動きは軽いタイプ、割安で放置されていましたから、PERなどのテクニカルでも割安感があります。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の時も、他の太陽光関連銘柄にワンテンポ遅れてから株価が上昇していたタイプです。リーマン・ショックの影響もあって赤字続き、2010年3月期から営業利益は黒字転換しましたが純利益はマイナス、営業利益・純利益ともに黒字化したのは、2011年3月期からでした。2013年3月期の業績予想からサニックスも本格的な業績回復基調になっており、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に続き、政府による新たな太陽光発電事業の普及促進を支援する政策にも期待したい。2013年3月期の業績が上振れすると仮定すれば、割安感は依然として強く、信用倍率も3.8倍にまで改善、信用買残が減少して空売りが増加していることから資金回転が進んでいます。(編集部) |
関連銘柄 |
太陽光発電関連銘柄 |
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