|
|
短期急騰から急落の「往ってこい」の展開ですが、売りは枯れています! |
11万円台から29万円台に短期急騰していた「DNAチップ研究所」ですが、短期資金の売り抜けにより株価は再び11万円台に戻っている「往ってこい」の値動きになっています。人気化しているソーシャルゲーム、バイオベンチャーの多くが株価材料もなく、仕手筋や投機筋、短期資金による仕掛けによって急騰していましたが、本尊が売り抜けてしまえば振るい落としから売りの連鎖が発生しています。
DNAチップ研究所も株価急落によって追証・強制決済が出ていましたが、その動きも終わっていますし、新たな投資資金による買いが観測されていることから、同社の短期相場を狙う投資家も急増しています。10万円がサポートラインになっており、10万円を割り込むと買いが入りますから、レンジの下限という認識から買いが入りやすくなっています。
|
「国策に売りなし」、気づけば時価総額が数千億円という成長もあるか? |
業績は赤字続きのDNAチップ研究所ですが、2014年3月期は黒字転換を予想しています。iPS細胞など再生医療の臨床試験も本格化してきますし、政府による医療機関に対する支援もスタートしてくるので、DNAチップ研究所の成長もこれから加速してくるでしょう。IPOによる資金調達が中心でしたが、政府による助成金や規制緩和等の法的支援により、DNAチップ研究所等のバイオベンチャーは国策の恩恵を受けて急成長するので「国策に売りなし」になるでしょう。
DNAチップの時価総額は40億円程度、利益が2億円程度企業でも一時的にですが時価総額が2000億円近くまで跳ね上がってしまうバイオ株ですから、同社が黒字化して利益が出てくれば仕手株化して時価総額が数千億円という成長を遂げる可能性があります。
|
|