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売られ過ぎ!セリングクライマックスは何時くるのか? |
ゴールドマン・サックス証券やクレディ・スイス証券からレーティング・目標株価を引き下げられている「グリー」が売り込まれていますが、証券関係者やトレーダーの間からは売られ過ぎているという声が強くなっています。
アメリカのヘッジファンド「キニコス・アソシエーツ」を率いるジム・チェイノス氏により空売り
を仕掛けられたこともありましたが、現在の株価水準はテクニカル的にも割安圏になっており、更に売り込まれれば買い戻しも入ってくるのではないでしょうか。
日経平均株価と乖離した値動きからも、グリーに外国人投資家の売りが大量に出ていることが分かります。
日経平均株価が急落していますから、純粋なホルダーからのロスカット(損切)も出てくるでしょうが、そろそろセリングクライマックスになるのではという観測が株式市場では広がっています。
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ミクシィのようになってしまうのか? |
自民党の安倍晋三総理によるアベノミクス政策によって日経平均株価は上昇を続けていますが、東証1部上場銘柄のグリーは日経平均の動きに同調することなく、2013年から下落基調になっています。
消費者庁によるコンプガチャ規制、ゲームプラットフォーム事業ではサイバーエージェントのアメーバ、NHNのLINEが急速に伸びていますし、アップルやグーグルなどでゲームアプリを販売するゲーム会社も増加していますから、海外投資家はガンホーオンラインなど人気のソーシャルゲームを開発できる企業を評価しています。
グリーの時価総額は6,492億円(2011/11)から、現在の時価総額 約1800億円まで縮小!
個人投資家に人気の高い銘柄ですから、時価総額3000億円から100億円台にまで縮小したミクシィのようになるのではという悲観的な意見も出てきています。
信用倍率は0.68倍の売り長、空売りを踏み上げる!
空売りが増加していますから、グリーの信用倍率は0.68倍の売り長になっています。信用売残は約2000万株もありますから、この積み上がった空売りのショートカバーを狙った動きが期待され、ヘッジファンドの仕掛けに投機筋や短期資金が同調して、踏み上げ相場に発展する可能性があります。
株不足になっているグリーは逆日歩が発生しており、株価がリバウンドする材料が出てくれば売り方の買い戻しが加速するので、逆日歩・追証が発生している売り玉を踏み上げ、株価が急騰していくのではないでしょうか。
時価総額は約1800億円ですが、浮動株は9.7%しかありません!
KLabも一時期は決算内容が悪く株価が急落しましたが、その後は新タイトルが好調というニュースによって、再び株価が急騰し仕手株化しています。
PERは7倍まで売り込まれ、信用場率0.6倍台の売り長、逆日歩発生という状況にあるグリーですから、いつ動き出しても不思議ではありません。
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