ヤフー(4689)15年連続で最高益更新!信用倍率1.4倍,株価リバウンドで信用売りは踏み上げ
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ヤフー(4689)は15年連続で最高益を更新するという好業績、世界的にはグーグルが検索エンジンシェアでトップなのですが、日本はYahooが検索エンジンシェアでトップを獲得しています。ヤフーのポータルサイトのサービス拡大、利用者が順調に増加しており、広告掲載数や広告出稿の単価が上昇していることから業績が拡大しています。インターネット通販事業は中国のネット通販大手と提携、ディー・エヌ・エーのモバゲーも提供、動画サイトのGyaoも赤字体質から脱却しています。メインのインターネット広告事業はリスティング広告の売上げが増加、東日本大震災の影響は軽微、来期以降の広告収入の増加が見込まれています。コスモ証券やゴールドマンサックス証券のレーティングは控えめという感じですが、インターネット関連企業の株価は底堅く、クリスマス・正月を迎える年末年始に昨年のようなネット関連企業の循環物色の展開はないだろうか?
ヘッジファンドが中心となってネット株の買い上げ相場は?日経平均株価が1万円超えの水準で円安傾向であれば、別のセクターに投資資金は廻るのでしょうが、この相場環境ですからネット関連に手堅く機関投資家やヘッジファンドの投資資金が流入すると予想しています。日経平均株価が停滞、売買代金は7営業日連続で1兆円割れという閑散としている株式市場、買いも売りも出にくい状況ですが、このタイミングが仕込み時ということでしょうか。グーグルがアメリカのヤフーを買収という報道も気になりますが、逆に考えれば注目材料となると考えられ、ヤフーの信用倍率は1.47倍と好取組となっています。信用売り方は2万円を割り込むという予想もあってか新規の売りが出てから売り方を踏み上げるようなリバウンド、信用売り方は短期的には買戻しています。2万円が底値なら機関投資家の演出する上昇相場に付いていくのもいいのではないでしょうか。
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