カカクコムは浮動株比率が低く,信用倍率1倍台,レーティングと目標株価の引き上げで株価急騰
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企業名 |
カカクコム |
信用倍率 |
1.05 |
浮動株比率 |
4.5 |
RSI(相対力指数) |
62 |
ボラティリティ(volatility) |
21 |
※RSIとvolatilityに関しては、直近の3ヶ月日足で算出しています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、カカクコムのレーティングを「ニュートラル」を継続していますが、カカクコムの目標株価を2670円から3250円に引き上げている。証券会社がカバー開始という憶測から、短期の値幅取りの投資資金による買いが入っているようです。テクニカル的には過熱感が出始める頃とも言えますが、カカクコムの業績から成長性は評価できることから、内需のデイフェンシブ関連銘柄として、個人投資家や機関投資家の買いを集めています。浮動株比率の低い優良銘柄への買いというトレンドも同社への買い材料になっていると考えられます。
3000円がカカクコムの株価レンジの中心になっており、このレンジで上下しています。売り買いが拮抗している状態で信用倍率も1倍台と好取組となっており、今後の激しい値動きへの発展が十分に考えられます。グーグルのショッピングサイトのスタートが証券アナリストのレポート等によって、株価には悪材料という時期もありましたが、現在では影響は軽微と考えられているのではないでしょうか。過去の値動きからも仕手性が高く、株価が動き出すと仕手株化の可能性も秘めている企業です。食べログも会員専用のクーポンサービスをスタートさせるなど、価格比較サイトから事業領域を拡大させています。極端な売りが出ていない状況になっており、今後の値動きに注目したい企業です。
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