トランスジェニック(2342)は中国で非臨床試験受託「JOINN ラボラトリーズ」と業務提携で株価上昇!
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株価 53,000 +500 (+0.95%) |
12年3月期の連結業績予想を下方修正したトランスジェニックですが、中国で非臨床試験受託業務を行う「JOINN ラボラトリーズ」(江蘇省蘇州市)と、非臨床試験受託業務に関する業務提携を発表したことが株価材料として評価されています。東日本大震災の影響もあるのか、国内の大学や研究機関からの受注が減少してしまったことが、トランスジェニックの売り材料となっただけに、中国企業との業務提携の発表により、トランスジェニックの中国市場での業務の拡大、中国企業の日本での事業拡大のコンサルティング的な事業の拡大にも注目が集まります。値動きが激しく、個人投資家にも人気の高いバイオベンチャー株に中国関連銘柄としての株価材料も加わましたから、今後の投資家の評価がどれほど変化するのか注目でしょう。
京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞に関する研究でノーベル賞を受賞するのではという期待があり、バイオベンチャー関連株が短期的に買われていましたが、受賞がなくなったことにより失望感がありました。しかし、トランスジェニックは中国という相場のテーマに関連した株価材料の発表によって、大化けする可能性を秘めています。アジア新興国の医療もインフラ同様に拡大することが見込まれ、日本のバイオベンチャーなどの医療関連銘柄にも海外展開という大きなテーマが注目され始めています。
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