|
|
グローブライドから「アキレス」に投機資金が再び流れています |
仕手筋や短期資金などの投資資金が流入していたグローブライドから「アキレス」に資金が再び流れています。売り枯れ状態で、積極的に売り込んでくる動きもないので短期の値幅取りには最適ということでしょう。グローブライドの時価総額はアキレスの半分程度なので、短期で株価を急騰させやすいグローブライドで利益を出してから、利益確定の売りに押されていたアキレスを再度仕掛けようとしているようです。
年初来高値を付けた10月2日近辺で新規に空売りされたものは買い返済されているようで、信用売残は3分の1程度まで減少しています。短期資金も空売りが大量に積み上がっていれば狙ってきませんが、大量に買い戻されて買い方が有利な状況なら大負けはないと考えている様子。グローブライドは200円手前で失速していますが、アキレスは短期で株価調整が完了しているので、前回の高値182円を超えて200円台に乗せてきそうです。
|
PBRは0.73倍の割安株なので株価が短期で2倍以上になっても不思議ではありません |
信用買残・信用売残が急増してしまったグローブライドは信用規制の対象となりやすいので、信用買残・信用売残が減少し信用倍率11.56倍まで落ち着いているアキレスなら相当な利益を出せそうです。グローブライドは冷やし玉となる空売りが急増したので信用倍率が2.2倍になりました。空売りが急増してくれば利益確定の売りも増えてしまうので、仕手筋や短期資金もリスク回避の為に資金回転の良いアキレスに資金シフトするのも当然です。
短期的には信用買残・信用売残が増加して需給面が悪化するまでは本尊の動きに付いていこうと考えています。アキレスの時価総額は約300億円、総資産715億円、自己資本411億円(自己資本比率)、利益剰余金152億円なのでPBRは0.73倍の割安株、グローブライドのPBRは2.42倍ですからアキレスの株価が2倍以上になっても不思議ではありません。割安株は数多くありますが、東京オリンピック関連銘柄として注目され始めているので、今後は何度も仕手株化してくる
ことになりそうです。
|
|