株価急落のデ・ウエスタン・セラピテクス研究所ですが仕手筋や投機筋、短期資金の介入で再び仕手株化？「継続前提の重要事象」解消され、空売りが少ない銘柄！

5月8日に年初来高値 3755円を付けた「デ・ウエスタン・セラピテクス研究所」ですが、ゴールデンウィーク明けからの日経平均株価の急落に伴うパニック売りもあり、同社の株価は一時3755円から500円台に急落する局面がありました。

空売りが極端に少ない銘柄ですから、上昇時は買いの一方通行になってしまうことで株価は急騰しやすいのですが、株価下落による信用評価損の拡大・追証の発生によって売りの連鎖となり、空売りによるリスクヘッジもないので信用買いはロスカット・強制決済という流れになります。

京都大学ｉＰＳ細胞研究所所長の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことからスタートしていたバイオ祭りにデ・ウエスタン・セラピテクス研究所も乗ったという感じで、タカラバイオなどのバイオ株が上昇するタイミングからは遅れていたことからも、他のバイオ株を利益確定した投資資金が同社を買っていたことが分かります。確かに、バイオ相場に乗った投機資金が流入したことでマネーゲームに発展していた銘柄ですが、「継続前提の重要事象」が解消され、有利子負債はゼロ、自己資本比率は98.1%と財務体質は安定しているので、外国人投資家やヘッジファンドも投資対象にしてくるでしょう。バイオベンチャー株なので、テクニカル的な割高や割安という企業分析は難しいのですが、短期的には株価が急落しているので投機資金や短期資金も短期のリバウンドを狙って買っているとの観測もあるようです。

1月4日の年初来最安値が130円ですから、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所の株価は約29倍にもなっており、今回の急騰相場に参加して同社の名前を知ったという投資家も多く、高値掴みをして振るい落された投資家もいますが、動意付けば再び参戦してくる投資家もいるでしょう。投機資金の仕掛けに素直に反応して株価が急騰するタイプですから、投機筋はタイミングを待って仕掛けてくるので、そのタイミングを初動で掴みたいところ。1000円以下は売られ過ぎとして買いが急増していることからも投機筋が狙っていると思いますし、時価総額は約200億円・浮動株は12.4%ですからシコリ玉も上値を押さえこむ要因にはならないでしょう。

【デ・ウエスタン・セラピテクス研究所】

①　~~年初来安値は130円、年初来高値は3755円と株価は約28倍~~に上昇
②　時価総額は~~26億円から775億円~~に拡大
③　空売りが極端に少なく極端な値動きになりやすいタイプ
④　~~高値掴みした投資家の振るい落としは完了~~しています
⑤　1000円以下では、投機資金や短期資金の買い観測あり
⑥　「~~継続前提の重要事象~~」が解消され、有利子負債はゼロ、自己資本比率は98.1%

　　株式投資情報

仕手株研究所　仕手株銘柄一覧

仕手株研究所　仕手株銘柄一覧(バックナンバー)

仕手株研究所　リアルタイム実況中継(バックナンバー)

仕手株研究所　勝負・推奨銘柄(バックナンバー)

IPO(新規公開)企業の初値予想

テーマ別の関連銘柄,関連株一覧

メジャーSQ値(過去データ)　(特別清算指数算出日)

　　株式投資情報

オプション取引(先物・外国為替)　初心者入門講座

【株式投資情報の免責事項について】
株式投資情報で大儲けは無料で提供されており、証券投資の勧誘を意図しておりません。当サイトを利用したウェブサイトの閲覧や情報収集については、情報がユーザーの需要に適合するものか否か、情報の保存や複製その他ユーザーによる任意の利用方法により必要な法的権利を有しているか否か、著作権、秘密保持、名誉毀損、品位保持および輸出に関する法規その他法令上の義務に従うことなど、ユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。当サイトの御利用につき、何らかのトラブルや損失・損害等につきましては一切責任を問わないものとします。当サイトが紹介しているウェブサイトやソフトウェアの合法性、正確性、道徳性、最新性、適切性、著作権の許諾や有無など、その内容については一切の保証を致しかねます。