東京でのテング熱の感染拡大により、ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスが仕手筋に買われる展開になるか?これから関東を中心に大流行の可能性があります! |
東京を中心にテング熱が全国に拡大する可能性があります
蚊が媒介するデング熱の国内感染者が増えたことから、フマキラーとアース製薬の株価が大幅高となりました。今後の拡大が懸念される状況で、新潟の男性がデング熱陽性と判断されたとのニュースがありました。この男性は、東京の代々木公園周辺を訪れており、同公園で蚊に刺されて感染したとみられている。東京の蚊がデング熱感染の原因とされており、本格的な拡大を防ぐために関東圏で殺虫剤需要が高まるでしょう。デング熱は予防ワクチンが無い。男性よりも女性のほうがリスクが高く、糖尿病や気管支喘息など持病がある人がデング熱にかかると、命にかかわることがあります。
浮動株が少なく、仕手筋が空売りの踏み上げを狙いやすいタイプ
殺虫剤を生産しているフマキラーとアース製薬にも注目ですが、殺虫剤や虫除けスプレーなどを販売している「マツモトキヨシホールディングス」に注目したい。関東圏を中心に全国展開しているドラッグストア、渋谷区が感染源と考えられていることから、東京を中心に関東地区で急速に殺虫剤需要が高まると予想される。仕手筋や短期資金もフマキラーやアース製薬を狙っていると思いますが、マツモトキヨシホールディングスなどのドラッグストア株にも買いを入れてくるのではないか。マツモトキヨシの信用倍率は1.04倍と好倍率なので、投機マネーは空売りの踏み上げを狙ってきそう。
浮動株が5.6%と少なく、流動株の少なさから信用取引の利用が加熱すれば株不足により、逆日歩の発生、新規の空売りの停止になります。信用規制が実施されれば買い方の勝利。株価は6月から下落していますが、年初来高値3825円を超えてくれば売り方は苦しくなる。時価総額は約1800億円、浮動株が5%であれば流動株の時価総額は90億円程度なので、値動き重たくない。総資産2500億円、自己資本1400億円なら割高感はなく、テング熱の感染が急拡大すれば仕手株化する可能性があるでしょう。
【マツモトキヨシホールディングス】
浮動株 |
5.6% |
信用倍率 |
1.04倍 |
時価総額 |
1800億円 |
総資産 |
2537億円 |
自己資本 |
1499億円 |
外国人投資家の保有比率 |
43% |
|
|
|