逆日歩計算とは
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逆日歩の計算方法は、日証金(日本証券金融)にホームページで品貸料(逆日歩)がいくらになっているのか公表されてますので、１日にいくらの品貸料(逆日歩)になっているのか個人でも簡単に調べられます。保有している銘柄の１日の逆日歩が分かれば、保有株数に逆日歩をかければ１日に支払う逆日歩が単利計算できます。
逆日歩の計算】
保有株数 × 品貸料 ＝ １日に支払う逆日歩
１日の品貸料が0.1円の銘柄を１万株保有していた場合
１００００ × ０.１円 ＝ １０００
０.１円の場合は逆日歩が１０００円ですが、１円になれば１日の逆日歩は１万となります。逆日歩は、株不足の状況に応じて毎日変わります。逆日歩が増加するほど、信用売り方の逆日歩の負担は増加しますので、株価が予想通りに下落していても買戻しをする投資家が増えてきます。
【逆日歩の特徴】
① 品貸料(逆日歩)は株式市場が開かれている日は毎日計算されています
② 品貸料(逆日歩)は、土曜日・日曜日、祝日も支払います
③ 日計り(デイトレード)で当日に反対売買した場合は逆日歩は発生しません
④ 株不足(需用)に応じて、逆日歩は値上り、値下がりします
⑤ 株券の調達が困難となるおそれがある銘柄は、貸株注意喚起銘柄・貸株申込
制限 銘柄(日本証券金融)に指定されます
【過去の高額逆日歩(最高逆日歩・最高料率)】
中央コーポレーションの株価86円に対して、1株あたり45円という逆日歩が発生、投資金額の５割以上の逆日歩の支払いが発生しています。また、プライムも株主優待に絡む現物株に対する信用売りが急増(株主優待のタダ取りが多かったことが原因)、発行株数が少なかったことで４万円の株価に対して、２万円の戦後最高値と言われる記録的な逆日歩が発生しています。現在では、１株単位の株に対する逆日歩の改正で高額な逆日歩は発生していませんが、プライムを売り込んだ投資家は大損しています。
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