上場予定日 |
2014/10/22 (水) |
仮条件決定日 |
2014/10/03 (金) |
ブックビルディング期間 |
2014/10/06 (月) 〜 2014/10/10 (金) |
公募価格決定 |
2014/10/14 (火) |
購入申込期間 |
2014/10/15 (水) 〜 2014/10/20 (月) |
公開株数合計 |
229,900株 |
公募株数 |
89,500株 |
売出株数 |
140,400株 |
オーバーアロットメント |
34,400株 |
発行済株数 |
1,618,500株 |
売買単位 |
100株 |
想定価格 |
3,930円 |
仮条件価格 |
3,700-4,000円 |
主幹事証券 |
大和証券 |
207,600株 |
90.30% |
310枚 |
幹事証券 |
SBI証券 |
6,800株 |
2.96% |
30枚 |
SMBC日興証券 |
4,500株 |
1.96% |
5枚 |
マネックス証券 |
2,200株 |
0.96% |
21枚 |
みずほ証券 |
2,200株 |
0.96% |
2枚 |
岡三証券 |
2,200株 |
0.96% |
2枚 |
岩井コスモ証券 |
2,200株 |
0.96% |
2枚 |
丸三証券 |
2,200株 |
0.96% |
2枚 |
菅谷 俊二 |
79.23% |
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オプティム |
8.02% |
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東日本電信電話 |
5.71% |
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岡田 昌治 |
1.83% |
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富士ゼロックス |
0.87% |
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古賀 哲夫 |
0.57% |
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野々村 耕一郎 |
0.54% |
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徳田 整治 |
0.49% |
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佐賀電算センター |
0.46% |
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宋 文洲 |
0.43% |
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1 九州の佐賀県に本社があるIT関連企業が東証マザーズへ上場
10月22日に東証マザーズに上場する「オプティム」、ネットセキュリティやクラウドコンピューティング関連事業を展開。九州の佐賀県に本社がある企業ですが、マザーズに上場します。福岡証券取引所には「Q-Board」という新興市場向けの取引所が開設されていますが、資金調達が目的なのでマザーズの方が資金調達できるのでしょう。モバイルクリエイトが2012年にマザーズとQ-Boardへ重複上場していますが、オプティムは重複上場は行わないようです。
2 上場時の売り圧力は弱く、枚数が少ないのでプラチナチケットになるでしょう
2015年3月期の単独予想EPSは121.44円、想定価格3,930円から算出される予想PERは約32.4倍。数字だけ見れば割高感はありますが、成長性への期待感も含めての数字なので妥当なのでしょう。ただ、大和証券が主幹事のOATアグリオ、日本ビューホテル、リボミック、ホットランドが公募割れしているので、もう少し低めに設定したほうが良いと思いますが。市場吸収金額は約10.3億円(想定価格ベースOA分含む)と小型IPO。同日に上場するセレスも約11.8億円と小型なので、2社同時にマザーズへ上場しますが大きな影響はないでしょう。公募売出の比率は売出しの方が多いが、サイズが小さいので問題にはならない。大株主にベンチャーキャピタルはおらず、ネット関連企業としては珍しい企業。未行使のストックオプションは、2006年3月に発行されたものが最も多い140000株、権利行使価格は30円になっています。上場後から権利行使が可能なので売り圧力として注意が必要ですが、初値高騰が予想されているだけに株価を急落させるほどではない。
3 初値は公募価格の3倍以上になるとの予想も出るほど期待が高まっている
上場前から初値高騰が期待されていますが、分析すればするほど初値が高騰すると確信させてくれる企業です。東証マザーズに上場するネット関連で、ベンチャーキャピタルの売り圧力がなく、市場吸収金額が少ないという初値高騰の条件が揃っています。公募割れがあるとすれば、何か大きな出来事や天災以外に考えられず、どれだけの高値を付けるかに注目が集めるでしょう。公募価格は4000円に決定、初値は8000円〜11000円の間ぐらいで決定するのではないかと思います。枚数が少なくプラチナチケットになっているので、公募に当選した投資家も簡単には売ってこないので、初値形成までには時間がかかりそうです。
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