大発会とは |
大発会とは、1年の最初の営業日(取引開始日)に開催されます。1月4日に大発会(初立ち会い)が行われますが、4日が土曜日の場合は6日、日曜日の場合は5日の開催になります。大発会には証券会社の女性社員が晴れ着姿で出勤する様子がニュースで流れるのが恒例になっています。1年の最初の取引日ですから、大発会の前場の取引の前に「打鐘」や「手締め」などのセレモニーが行われます。大納会、大発会では「節税対策」の売りが終わっていることから、買いが優勢となり「ご祝儀相場」で株価が高値をつけることが多くあります。また、機関投資家やファンドも意識的に買い注文を入れるので大発会は上昇する傾向にあります。
※2009年まで大発会の取引時間は前場のみでしたが、2010年から後場も取引が行われるようになりました。
【大発会は本当に「ご祝儀相場」になるのか】
大納会の日経平均株価の終値 |
大発会の日経平均株価の終値 |
2010年12月30日 |
10228 |
2011年01月04日 |
10398 |
2009年12月30日 |
10546 |
2010年01月04日 |
10654 |
2008年12月30日 |
8860 |
2009年01月05日 |
9043 |
2007年12月28日 |
15308 |
2008年01月04日 |
14691 |
2006年12月29日 |
17226 |
2007年01月04日 |
17353 |
2005年12月30日 |
16111 |
2006年01月04日 |
16361 |
2004年12月30日 |
11489 |
2005年01月04日 |
11517 |
2003年12月30日 |
10677 |
2004年01月05日 |
10825 |
2002年12月30日 |
8579 |
2003年01月06日 |
8713 |
2001年12月28日 |
10543 |
2002年01月04日 |
10871 |
2000年12月29日 |
13786 |
2001年01月04日 |
13691 |
※過去の日経平均株価(終値)の大納会、大発会のデーターからも「大発会」は「ご祝儀相場」が期待できます。12月26日が実質的な年内最終の取引日(26日以降は翌年の受渡し)になることから、掉尾の一振と言われる上昇相場がスタートする大納会前から買いを入れて、大発会後に手仕舞いするという投資戦略(システムトレード)がアノマリー投資的にも有効であることが分かります。
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