貯蔵品とは


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 貯蔵品とは


 


貯蔵品とは、貸借対照表または損益計算書(PL)で用いられる勘定科目の一つで、流動資産に区分されるものです。原材料や商品ではないが、事業を行うためには必要なものであり、使用されていない状態で一時的に貯蔵されているものです。貯蔵品の定義としては、耐用年数が1年未満か耐用年数が1年以上であっても取得費が安価であったり、取得時に材料費として経理処理されなかった(原材料との区分が難しい)未使用の消耗性資産が貯蔵品です。貯蔵品は、商品や製品、仕掛品、半製品と同じ棚卸資産に分類されます。






燃料や灯油、包装用材料、発送荷造り用材料、切手、収入印紙、消耗工具、事務用消耗品、広告宣伝物、見本品、予備品、物品切手(商品券、ビール券、プリペードカード、航空券)などが貯蔵品として計上されます。貯蔵品は、購入時には費用として計上されますが、購入したものが使用されなかった場合は、当期の費用としては計上されず、次期に資産として計上して繰り越されます。勘定科目に仕訳項目がある場合でも、他の目的に利用する可能性が高いものや、使用目的が確定していないものも貯蔵品として計上(税務)できます。また、貯蔵品は消費税の計算には関係ありません。


IFRS(国際財務報告基準、国際会計基)では、棚卸資産の期末評価においてIFRSでは後入先出法を認められておらず、、低価法が適用されていますが、日本の会計基準では後入先出法が認められており、低価法の適用は個別の判断に任されています。IFRSで認められている棚卸資産の範囲には、「販売活動および一般管理活動において短期間に消費されるべき財貨」が含まれておらず、貯蔵品は取得した時点で経費として計上しなければなりません。









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