スタートアップ企業とは
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スタートアップ企業とは、起業して会社を設立したばかりの企業です。アメリカのシリコンバレーで起業して間もなく、事業資金が必要なシードラウンド・シードステージのベンチャー企業をベンチャーキャピタルが定義するのに用いられる言葉です。スタートアップ企業の定義は、創業してから5年以内の「起業したての会社」、「ベンチャーキャピタルからの資金調達に積極的」、「IPO(新規上場)の計画」などが挙げられ、スタートアップ・アーリーステージの企業に投資をするベンチャーキャピタルのベンチャーキャピタリスト、インキュベーターが創業者(社長)の事業計画やビジネスモデルを審査して投資を実行します。
アメリカでは、シード・アーリーステージにあるスタートアップ企業への投資が非常に活発に行われており、ベンチャーキャピタルだけでなく、エンジェル(一般の投資家)もスタートアップ企業へリスクを覚悟で投資しています。日本のスタートアップ企業がベンチャーキャピタルから事業資金を調達することは難しいのですが、アメリカのベンチャー企業は創業時に50%程度、ベンチャーキャピタルへの増資により資金調達することが珍しくありません。また、創業者が必ずしも社長になるのではなく、出資しているベンチャーキャピタルが優秀なマネジメント能力のある人材をスカウトしてくることもあります。
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