騰落率とは


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 騰落率とは

騰落率とは、株価がある期間にどれだけ上昇、下落したかの変動率と投資信託のパフォーマンス(運用実績)を表す指標のことです。騰落率は、株式投資や株価指数、先物取引、オプション、ETF、外国為替、債権、ワラントなどの金融商品(金融派生商品、デリバティブ、コモディティ)に使われる用語です。一般的には、投資信託の運用パフォーマンス(価額推移)が上昇・下落した騰落率をリターンと表現して、投資信託が設定された時点の基準価格からプラスになっているのか、マイナスになっているのかを示しています。



株式投資や先物取引、外国為替などでは、分単位や時間単位という短い期間の騰落率がリアルタイムでランキングされていますが、これはデイトレード(日計り商い)やスイングトレードと言われる短い期間での取引を行う投資家に有効な数字です。投資信託の場合は、3ヵ月、6ヶ月、1年、3年、5年などの長い期間の騰落率が指標として参考にされ、複数の投資信託から運用実績の優秀なファンドを選びます。投資信託は運用実績に応じて配当が分配される仕組みになっていますから、騰落率ランキング上位のファンドが人気になります。






1年間の投資信託の騰落率が100%であれば、ファンドの運用資金が2倍になったことを意味し、マイナス10%であれば運用資金が1割減少したことになります。投資信託のパフォーマンスを比較検討する指標には、年間の騰落率を示している「年率換算リターン」が用いられ、騰落率を年率換算の計算式には単利計算と複利計算の2通りがあります。運用益を再投資する複利計算、分配金を投資家に支払う単利の計算方法があります。分配金を支払うか、再投資して運用資金に充てるのかはファンドマネージャーに委ねられることが一般的です。



投資信託の騰落率は、運用益を分配金と支払う場合と運用資金に再投資するのかによって違ってきます。20%の運用益が出ていても分配金を10%配当金として支払った場合は、騰落率は10%に下がってしまいます。分配金の支払いに関しては、ファンドマネージャーや運用会社の方針によって違います。運用成績によって、分配金を出すのか出さないか変わるのが一般的ですが、分配金は税金が20%課税され、基準価格が下がり、騰落率も下がってしまうので、運用会社や投資家も分配金よりも再投資を選ぶ傾向にあります。









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