上海証券取引所とは
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上海証券取引所とは、中華人民共和国の上海市にある証券取引所です。1990年11月26日に再建設(1891年設立)され、同年の12月19日から証券業務をスタートさせています。上海証券取引所は中国証監会が管理する非営利法人となっており、中国政府が実質的に運営しています。上海証券取引所は原則的には人民元建てによる取引なので、外国人投資家が証券取引所に上場している株が売買できるのはアメリカドル、香港ドルで取引されているB株に限定されています。
外国人投資家でA株の取引ができるのは「中国証券監督管理委員会」から適格国外機関投資家(QFII:Qualified Foreign Institutional Investors)と認められた機関投資家に限定され、海外の個人投資家が上海A株を直接取引することはできません。上海証券取引所の時価総額はアジア太平洋地域では東京証券取引所に次いで第2位、中国本土の上海、深圳証券取引所の時価総額を合計すればアジアでナンバーワンの市場です。中国の経済成長にともなって上海証券取引所に上場している企業の株価も上昇しており、チャートも急上昇、海外の投資家も上海市場に興味を示しており、上海証券取引所には数多くのファンドマネジャーやトレーダーが見学に来ています。
【上海証券取引所の概要・特徴】
A株 |
人民元 |
中国国内投資家、適格国外機関投資家 |
B株 |
アメリカドル |
外国人投資家 |
【取引時間(ザラ場)】
プレオープニング・セッション |
10:15~10:25 |
前場 |
10:30~12:30 |
後場 |
14:00~16:00 |
※時間は現地時間ではなく、日本時間です。取引の休日は中国の休日、祝祭日になります。
【値幅制限】
上海証券取引所の制限値幅は前日の終値から株価が上下10%になれば、ストップ高、ストップ安になります。
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