スワップ金利とは


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 スワップ金利とは

スワップとは英語で「swap」と表記され、交換するという意味で使われる言葉です。FX取引では、スワップ金利という言葉が頻繁に利用されますし、FXトレードで利用しているインターネット証券の管理画面などにも「スワップ金利」や「スワップポイント」と表示されているのを目にすると思います。スワップ金利を簡単に説明すると、取引する通貨の金利差をスワップ金利と呼びます。


「高金利通貨を買い・低金利通貨を売る」というポジションであればスワップ金利を受け取ることができますが「低金利通貨を買い・高金利通貨を売る」というポジションであればスワップ金利を支払う義務が発生します。株式投資ならば、現物株を保有している投資家が信用売り(空売り)をしている投資家から逆日歩を受け取るようなイメージです。


【スワップ金利の受け取り・支払い義務が発生するポジション】

スワップ金利を受け取る 高金利通貨を買い・低金利通貨を売る
スワップ金利を支払う 低金利通貨を買い・高金利通貨を売る






【スワップ金利が発生するポジション】

スワップ金利を受け取るケースとして「Aという高金利通貨を買う・Bという低金利通貨を売る」ポジションを持っていたとします。Aの金利は5%、Bの金利は0.5%の場合、金利の差は4.5%となり、この金利差をスワップ金利として受け取ることができす。Aを買った場合の受け取り金利は4.5%、Aを売った場合の支払い金利は4.5%となります。ネット証券のFX口座の取引画面にある外国為替証拠金取引(FX取引)のスワップ金利は


「買いスワップ金利 1日104.5円の受け取り」

「売りスワップ金利 1日109円の支払い」


と表示されています。スワップ金利のレートは日々変化しますし、証券会社によってもスワップ金利が違います。日本の証券会社と海外の証券会社でも違うので、投資する運用資金と税金などを考慮して海外のブローカーの方がスワップ金利のレートが高ければ海外の証券会社に口座を開設するのが良いでしょう。





【スワップ金利だけで大儲けが可能です】

オーストラリアドルなどは、スワップ金利が高い通貨として人気がありますが仮に100万円の投資資金で5万ドル分のオーストラリアドルを買ったとします。スワップ金利は証券会社によって違いますが、4%と仮定すると1日に受け取ることができるスワップ金利は520円(104円×5万ドル)です。スワップ金利が1ヵ月間同じと仮定すれば、1ヵ月間で15600円、1年で189800円になります。100万円の投資でスワップ金利の受け取りが189800円ですから、利回りは18.9%という高利回りとなります。


日本の銀行に預金していても利息は僅かしか付きませんし、投資信託や海外のヘッジファンド、国内の優良企業の株式を保有していて受け取る株式配当もスワップ金利にはかないません。FXは株式投資と違いレバレッジを効かせた投資が可能な投資商品です。金融庁からレバレッジの規制が強化されたことで、以前のような200倍以上のレバレッジ効かせた投資はできなくなりましたが、株式投資の信用取引と比較した場合は高レバレッジであることは変わりません。


レバレッジ      1倍     5%
レバレッジ      2倍    10%
レバレッジ      3倍    15%
レバレッジ      5倍    25%
レバレッジ     10倍    50%
レバレッジ     20倍   100%
レバレッジ     50倍   250%
レバレッジ    100倍   500%
レバレッジ    200倍  1000%

仮に通貨が1年間、全く変化せず、スワップ金利も同じ交換レートとして仮定していますので、保有している通貨が急落してしまった場合などは高レバレッジであれば評価損も大きいので保証金維持率が下がり、追加証拠金の差し入れができない場合は強制決済されてしまうので注意が必要です。









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