DDUとは
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DDUとは、輸入地の指定場所までの輸送費や通関手数料、関税、税金リスクを売主が負担し、輸入通関を行わず、輸送手段から荷卸しせず、貨物が指定場所で買主に引渡された時点で費用負担やリスク等が買主に移るインコタームズ(ICC(国際商業会議所))で規定されている契約条件です。売主の費用負担により、買主の指定場所までの物品運送契約を締結するが、保険契約を締結するは義務はなく、買主は売主に対し保険証券の提示を求めることはできませんが、 指定場所輸で買主に引渡すまでの運送リスクを負うため、売主が付保するのが一般的です。
※DDUは、「Duty Delivery Unpaid」の略語、日本語では「仕向地持ち込み渡し・関税抜き条件」と言われます。
インコタームズ2010により、仕向地渡条件は、コンテナ輸送と複合運送契約の普及により、DAP(Delivered At Place、仕向地持込渡)とDDP (Delivered Duty Paid、関税込持込渡)の2種類に集約されDDU は廃止されているので、これまでのDDUに相当する条件(規則)は、DAPとなっています。
【貿易関連用語】
CIF
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