注文請書とは |
注文請書とは、ビジネス上の取引において、顧客に対して仕事を受注したことを証明する契約書です。契約は原則的には、口頭やメール等でも顧客との間で契約の重要部分について合意した時に契約が成立しており、契約書などの書面の有無に関係なく契約が成立したとみなします。契約の際に、契約の重要部分を記載した書面があれば最後に発行されたものが契約を証する書類になります。一般的には、顧客が注文書を企業受に提出し、企業が注文請書を顧客に発行します。注文書だけでも契約は成立しますが、注文請書があれば注文請書によって契約が成立とします。
注文請書などの契約書には印紙税が課せられ、注文請書を発行した企業に印紙税(収入印紙)の納税義務があります。注文請書には、顧客から受注した商品やサービスの詳細が記載されており、企業の会社名や住所、代表者、部署の担当者名、サービス名、受注番号、数量、単価、納期、支払期限などの情報が記されています。注文請書などの契約書には署名、捺印(割印)をすることが手形法で定められており、約款などで複数枚に及ぶ場合は割印をします。注文請書の雛形やテンプレート、書式は数多くあり、自営業者も契約時に発行しますが、高額な契約などでは基本契約書を交わします。
【注文請書の項目】
○会社名 ○会社の住所 ○代表者の氏名 ○担当者の部署・氏名 ○商品・サービス名 ○商品単価 ○商品の数量 ○合計金額 ○商品の納期 ○支払い条件 ○支払い期限 ○収入印紙 ○捺印・割印
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