【仕手株化の兆候】初動で高値掴みした投資家を振るい落としてから、空売りを踏み上げていくパターンになるのか慎重に待機!
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昨年、仕手株化していた「丸栄」に再び投機筋が戻ってきているのか？短期で急騰した場合、直前の出来高の変化を見れば仕込まれた形跡があるのですが、今回は安値で投機筋が買い集めたような動きがない。昨年の最高値から売り基調ですが空売りも買い戻されているので、空売りを仕掛けた売り方を踏み上げを狙ったものではなさそう。
他の仕手株を利益確定した投機資金が売りが枯れ、値が跳ねやすくなっている丸栄を狙っていると考えています。名古屋で百貨店を運営する丸栄ですから、消費税の引上げがネガティブ材料として売られていたと考えられますが、消費税を10%に引上げに関しては慎重な発言がありました。
消費税引上げの時期が延期されることになれば、デパートや百貨店関連株にはサプライズになるでしょう。仕手株化している丸栄は他社よりも強引に株価材料にされ、仕手相場に発展することも考えておきたい。前回の仕手相場では大量の投機資金に加え、短期資金や提灯筋まで参戦していますが、これまでの状況からは仕手相場に発展するほどのエネルギーは感じられない。
しかし、初動で個人投資家に掴ませてから急落させ狼狽売りを誘い、急騰させるのは投機筋がよく使う戦略です。長期的に考えれば、この安値は絶好の買い場になとると期待しています。
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