みんなのウェディング(3685)
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東証マザーズへIPOする「みんなのウェディング」、マザーズのネット関連企業で売上、利益が急速に伸びいる会社なので人気になりそう。主幹事証券は信頼できる野村證券、公募価格を下回る初値を付けることは考えられず、何か大きな出来事が無い限りは公募割れはない。
2014年9月期の単独予想EPSは46.02円、想定価格2,580円から算出される予想PERは約56.1倍、かなり高めに設定されているが、成長力から考えれば妥当とも言える。ただ、大株主にベンチャーキャピタルが多く、ロックアップ期間が９０日間、1.5倍で解除されるので、大きな売り圧力が存在していることには注意が必要。
未行使のストックオプションも上場後から行使可能、枚数は少ないが発行価格が４０円と安く設定されており、これも売り圧力になる。ベンチャーキャピタルなど高値で売り抜けを狙う株主が多く、いかにも上場がゴールという見方もできるが、アベノミクスがスタートしてからのIPOの強さを考えれば問題にならないか。
翌日にサイバーダインが同じくマザーズにIPOするので、IPO初日に初値を付けることになりそう。最初から狙うよりもセカンダリーで安値を拾い集めるのが得策と考えている投資家が多く、幹事証券団が初値を吊り上げても高値掴みに注意し、公募価格近くまで下落するまで辛抱したい。
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