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万馬券には狙って獲れるものと、予想不可能のもがある。予想可能な万馬券は払戻金ランキングにランクインするような高配当じゃないけど、投資資金は順調に増えている。予想不可能な万馬券を追いかけていても投資資金が無くなるから、俺は絶対にやらない。狙って獲れる万馬券は毎週のように出るので、確実に獲れる万馬券を狙うことにしている。狙える万馬券が一番出やすいのは、500万、1000万、1600万クラス条件のレースだ。
もちろん、レース数が多いから万馬券が的中する回数が多くなるけど、難しいレースが多いから、競馬新聞の予想を頼りにしている素人が勝つのは難しいよ。難しいレースになればなるほど、プロ馬券師が絶対に有利になる。素人が買っている日本ダービーや有馬記念、ジャパンカップなんかどうでもいい。G1レースなんて、JRAの年間レースの1%にも満たないから。それよりもレースがいっぱいある条件戦で確実に万馬券を獲ることの方が馬券生活者にとっては重要。
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1日のレースプログラムを見ると、12R中で未勝利戦が6レース、500万クラスが2レース、1000万と1600万が1レース、オープンが2レースというレースプログラムが多い。JRAのレースで1番多いのは未勝利戦。未勝利を勝ち上がれる馬の数は限られてるから、その後はクラスが上がればレース数は当然少なくなる。未勝利戦は力の差があるから予想は難しくないけど、たまに前走大敗けした馬が勝ったりすることがある。高配当の万馬券が出るけど、こんなレースを当てることは不可能。
新馬戦や未勝利戦で万馬券を獲れなくても恥ずかしくもないし、当たって儲けが少ない多点ボックス買いのような馬券では競馬で食べていくことはできない。馬単を100点買って、2万円の万馬券獲っても倍率で考えれば2倍。たった2倍なら、本命馬の2倍つく単勝馬券の方が勝率が高いからね。穴党を自負する素人馬券師は人気薄の馬を多点買いして、長期的に見れば収支は必ずマイナスになるのに、過去の万馬券を獲った記憶が強烈だから同じ過ちを何度も繰り返す。
| 1番人気馬のクラス別の勝率、連対率、複勝率、単複平均配当 (過去5年) |
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勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単勝平均 |
複勝平均 |
| 新馬 |
32.6 |
52.6 |
65.7 |
906 |
348 |
| 未勝利 |
34.6 |
55.3 |
68.6 |
1028 |
372 |
| 500万下 |
31.3 |
49.6 |
62.5 |
998 |
363 |
| 1000万下 |
29.5 |
47.8 |
60.5 |
980 |
347 |
| 1600万下 |
27.2 |
45.2 |
57.6 |
1084 |
392 |
| OPEN特別 |
29.4 |
49.2 |
60.9 |
1055 |
377 |
| Ｇ３ |
24.1 |
42.6 |
53.4 |
1027 |
396 |
| Ｇ２ |
31.2 |
50.0 |
60.8 |
1053 |
392 |
| Ｇ１ |
36.4 |
53.7 |
67.8 |
1182 |
388 |
クラスが上がれば上がるほど、勝率、連対率、複勝率は下がっていくのが分かる。競馬解説者やトラックマンの予想を参考にしていると勝てないことは明らか。それじゃあ、どうすれば条件戦で万馬券が獲れるのか？「プロ馬券師が条件戦で万馬券を当てまくる法則」で詳しく解説します。
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