プロ馬券師が教える簡単に万馬券を当てる方法!開幕週と最終週の万馬券パターンを完全攻略! |
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競馬の格言に開幕週は「逃げ・先行」が有利という格言がある。JRAの芝コースの過去データを見れば開幕週は逃げ・先行馬の勝率・複勝率が高いことは明らか。しかし、競馬ファンの多くが逃げ・先行馬を狙えば馬券的には旨味がなくなる。配当的には万馬券でも、人気薄の逃げ馬から大量に買われると実際には2割~3割は配当金が安くなる。だから、長期的に続けると儲けが少ない。
JRAの芝コース 開幕週(1日,2日)の脚質別データ (2006年~2015年) |
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勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単勝回収 |
複勝回収 |
逃げ |
18.1 |
31.2 |
39.1 |
175 |
132 |
先行 |
11.7 |
23.2 |
33.6 |
103 |
104 |
中段 |
5.9 |
12.4 |
19.7 |
66 |
75 |
後方 |
1.7 |
4.1 |
7.2 |
22 |
31 |
過去10年間のJRA開幕週の脚質別のデータでも逃げ馬の勝率が最も高く、馬券の回収率も175%と断トツ!回収率175%は驚異的な数字で、逃げる馬を予想できれば大儲けできる。もちろん、予想外の馬が逃げ粘ったことが高い回収率につながったが、逃げだけでなく先行馬の回収率も100%超える。芝の綺麗な開幕週はハイペースになるけど、芝が荒れてないから体力の消耗が少なく、逃げ馬が簡単にはバテない。
逃げ馬が有利な開幕週まで出走を待っていた馬や、成績が悪くても中距離ばかり走っていた馬が短距離のレースに出てきたり、減量騎手を使ってきたら要注意。また、短距離のレースなら内枠の馬は距離ロスが無いコースを走れるから普段とは違う積極的なレースをしてくる。短距離で万馬券が出る場合、内枠の人気薄が連絡みするケースが多い。特に直線の短い京都、中山、小倉、新潟などの短距離は荒れる傾向にある。
【芝レース 開幕週の狙い】 |
減量騎手を起用 |
前走から400m以上の距離短縮 |
内枠を引いた馬 |
馬体重が440K以下の非力なスピードタイプ |
過去の開幕週のレース成績 |
条件馬で前走3着以内に入り優先出走権がある |
優先出走権を放棄して、開幕週まで待っていた |
ローテーション的に開催週まで待っていた馬 |
コーナーがきつく、直線距離が短いコース |
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開幕週の綺麗な馬場は逃げ・先行馬が有利だけど、最終週は誰の目にも内側の芝が剥げている状態になりトラックバイアスが明らか。最内は移動柵によって最悪の状態は避けられるけど、外側が有利になる。開幕週の内枠は逃げ・先行を選択するけど、内枠のアドバンテージが無くなる最終週は逃げるか追い込みという極端な選択をするジョッキーが増える。開幕週から最終週になるまでに、芝の状態が悪くなるけど、芝の状態と悪化にともない高配当が多くなる。
3連単の平均配当で比較しても、開幕週と最終週では1000円以上も違う。万馬券ばかりを狙う穴党は芝が荒れてきた時に勝負するべきだろう。しかし、最終週で芝が荒れてきたから、差し馬や追い込み馬を狙えばいいというわけではない。開幕週よりは逃げ馬の勝率・複勝率は下がっているが、回収率は開幕週よりも更に上がっている。単勝の回収率は200%超えという高パフォーマンスなのだ。これだけ芝が荒れれば逃げ・先行は不利と考える人が多いから、勝率は下がるが配当は高くなる。最終週の人気薄の逃げ馬を狙うのが万馬券を取る秘訣だろう。
JRAの芝コース 最終週(7日,8日)の脚質別データ (2006年~2015年) |
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勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単勝回収 |
複勝回収 |
逃げ |
15.6 |
27.1 |
35.4 |
204 |
140 |
先行 |
11.6 |
22.7 |
32.9 |
106 |
109 |
中段 |
5.8 |
12.4 |
19.5 |
66 |
77 |
後方 |
1.7 |
3.8 |
6.8 |
21 |
31 |
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