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競馬や競輪、競艇などの公営ギャンブルをやってる奴は「バカ」だと、これまで何回も聞いてきた。公営ギャンブルには「控除率」が25%もあるので、長期的に賭け続ければ大数の法則によって投票券の「回収率は理論上75%に近くになる」というのが、ギャンブル否定派の根拠のようだ。
ラスベガスやマカオ等のカジノにもハウスエッジ(寺銭)はあるが、数パーセントしかないのでプレイヤーには有利。パチンコも15%、麻雀も数パーセントなので、公営ギャンブルは1番プレイヤーに不利なゲームという理屈である。俺も上手く説明できる自信はないが、ゲーム性を理解できないアホが控除率の数字に騙されてるだけだろ。
パチンコ・パチスロも好きだし、アメリカのラスベガスにも何度も行ったことがある。でも、控除率なんて気にしたことないし、控除率の話を聞いても何考えてるの?という感じ。本当に控除率なんて気にしてる人なんているのかな?競馬の場合は胴元のJRAがレースごとに掛金を集め、集めたお金から控除してから馬券の的中者にお金を分配している。馬券を買う人たちが大勢集まり、馬券の的中者が外れた人の掛金を奪うゲーム。
胴元のJRAはレースの運営・馬券の販売が中心で、プレイヤーはJRAと勝負してるわけじゃない。カジノは同じテーブルにプレイヤーが何人いても、プレイヤーとディーラーのタイマン勝負。他のプレイヤーの掛金をディーラーが集めて、プールしたお金から控除してゲームの勝者に払戻すことはしない。特定の出目に大金が掛けられてもオッズは下がらず、掛金の増減によってオッズが変化することはないのだ。
公営ギャンブル |
25-30% |
宝くじ |
52-55% |
サッカーくじ |
52-55% |
パチンコ |
10-15% |
ルーレット |
2.7-5% |
バカラ |
1-4% |
クラップス |
0.5-1.5% |
ブラックジャック |
1-2% |
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現実にはありえない状況を想定してみることにする。ルーレットのテーブルに自分とビル・ゲイツがいたとしよう。世界的な大富豪のゲイツ氏は黒に1億円を掛けたとする。庶民の俺は逆張りで赤に100円を掛ける。カジノの通常のルールなら、ゲイツ氏は当たれば2億円の配当を受け取り、外れれば掛金はディーラーのものになる。俺も当たれば200円、外れれば0円である。
これが競馬のルールだったらどうだろうか?ゲイツ氏が掛けた黒じゃなく赤が出た場合は、ディーラーの手元にある1億100円から25%控除した7500万円が俺に支払われるのだ。100円が7500万円なんてありえないと言う奴がいるかもしれんが、WIN5の払戻金の最高記録は4億6718万8320円なのだ。1億円以上の配当が何回も出ている。カジノは控除率が低く、期待値が高いとされるが、ルーレットの最高オッズはストレートアップ(1点賭け)の36倍。競馬のWIN5はキャリーオーバー込みで最高600万倍。参加者が多く、多額の掛金が集まれば100円の掛金でも逆張りで大儲けができる。
競馬の胴元はゲームには参加せず、集めたお金は必ず控除して払戻す。的中者が1人もいなければ、特払いとして払戻率70%台の投票法では100円につき70円、払戻率80%の投票法では100円につき80円の払戻を行う。ルーレットの場合は、0か00が出れば親の総取りとなる。控除率とはゲームに参加している人に必ず払戻すから控除が行われるのであって、親の総取りがあるゲームでは控除率などあるわけがない。
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カジノのハウスエッジを控除率と表現した奴がアホなんだよね。オンラインカジノのアフェリエイターが考えた売り文句なんだろうけど、これがネットで拡散されて広まったと思う。テレビによく出ていた経済評論家が競馬は絶対に儲からないので、絶対にやらないようにと発言していたが、アホなんだと思った。あのおばさん、最近はテレビで見かけなくったな。多くのアホが控除率を勘違いして、競馬ファンをバカにしてるけど、可哀そうな人たちだよな。
ローリスク・ハイリターンの最高のゲーム。たった100円が短時間で数百万から6億円に増えてしまうんだよ。カジノで何億円稼いだという人もいるけど、掛金のケタが違う。カジノが有利なルールで、ディーラーの腕も最高、カードカウンティングやマーチンゲールの禁止など、プレイヤーが圧倒的に不利な運ゲー。勝ち過ぎると出入り禁止まであるから、カジノで勝ち続けることは不可能。
控除率があるから競馬は絶対に勝てないというのは嘘じゃない。1レースに掛けられたお金を胴元が全て集めて、必ず胴元が控除するから全体で考えれば絶対に25%減る。しかし、ここでいう絶対負ける人は、大富豪が競馬場を1日貸し切りにしてプレイヤーが自分だけの場合だろう。大富豪がレースに1億円を掛けた場合、的中すれば7500万円の払戻し、外れれば的中者なしで特払いになるから7000万円の払戻しになる。競馬は胴元と勝負してるわけじゃないから、確実にプレイヤーにお金が返ってくるのだ。
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競馬はプレイするたびに資金が確実に控除分減るが、カジノで1ゲームに1億円を掛けて外れると胴元が100%持っていく。カジノは1回のゲームで1億円が無くなるが、競馬は1回のゲームで1億円が無くなることはない。競馬で1レースに1万円程度を掛けるなら、掛金全体の0.1%にも満たない。上手く的中させることができれば、控除率なんか気にならないぐらい儲かるのだ。
WIN5なら将来6億円が出るだろう。WIN5は素人には難しいけど、有馬記念のように450億円売上げるようなビックレースで、大穴に掛けて的中すれば大金を手にできる。ルーレットは100円が3600円になるのが最大の期待値。競馬なら100円が6億円になる可能性がある。仮に100億円の売上があるレースで100円だけ買った自分が的中すれば、75億円を手にできる。控除率が90%でも10億円、99%でも1億円を手にできるのだ。
控除率が低いとされるカジノやパチンコ、麻雀で100円が1時間ぐらいで6億円になるだろうか。控除率よりも、どれだけゲームに投資資金が集まるのかが重要なのだ。ネット上に出回っている控除率の間違った解釈に騙されないで欲しい。俺はギャンブルで1番儲かるのは、競馬や競輪などの公営ギャンブルと信じている。生涯、競馬の研究を続けて挑戦していくだろう。
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